結わえるで見かけた江戸時代の食器、箱膳
箱膳をみると、昔の食生活が見えてくるようです
寝かせ玄米ランチを頂きに、蔵前にある結わえる本店のお店に行くと入口に展示してある箱膳です。
毎回お店に行くと、つい足を止めて見入ってしまうんです。
実際に江戸時代の方が、この器で食事をしていたんだな・・・
と、空想してしまいます。
着物をきて正座してしてご飯を食べていたんですよね。
庶民の方なか?
お侍の人かな?
専門家の方は器を見たら、身分が解るのかな?
なんて、毎回想像します。
そして、食生活もはっきりわかりますよね!
箱膳とは!
室町時代に禅宗寺院で発祥して、江戸時代には庶民にまで広く浸透した食事様式の事。
箱の中には、一汁一菜に使う分の食器を収め、ふたを裏返して箱に乗せると小さなマイテーブルになるんです。
一汁一菜とは!
日本における食事の献立の構成の1つ。
- ごはん
- みそ汁
- おかず
- 漬物
の4種類を1セットとしていただくこと。
一見質素で貧弱に見える食事内容ですが、人間が必要とする!
- 炭水化物
- 資質
- タンパク質
- ビタミン
- ミネラル
- 食物繊維
- 酵素
まで、しっかりとれる栄養価的に理想な食事ですよ!
最近では、食生活の欧米化や食の飽和が問題になってきていますが日本古来の伝統的な食事とはかけ離れてしまったけっか、生活習慣病というリスクをともないます。
昔は、がんなどなかった時代の食生活の内容はご飯が主食なんですよね。
玄米や雑穀マイを1日5合ぐらい食べていたそうですよ。
おかずは一物全体の魚のめざしやいわしたくわんに具だくさんのみそ汁。
白米におかずが中心になった現代の食事はご飯茶碗も小さいですよね。
味噌、納豆、糠みそなど、毎日食べている方も少なくなっているでしょうし、この箱膳のご飯じゃわん大きいなと思いますが、1杯ではなく何倍もおかわりしていたというから、驚きです。
昔の方は1日に平均して3万歩は歩いていたそうですが、今は1万歩もあるかなくても日常性は過ごせる時代。
昔の食生活が見直されつつありますよね。
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